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<録音開始>
新井管理人: インタビューを開始します。
██博士: よろしくお願いします。
新井管理人: SCP-XXX-JP-J。に曝露した感想をお聞かせください。
██博士: とても綺麗な報告書だと思います。普段私が書いている報告書のテンプレートでは、ここまで凝った装飾はできませんから、担当されている新井さんが羨ましいです。
新井管理人: ありがとうございます。私も管理していて楽しいです。時間逆行ミームの効果はいかがですか?
██博士: 若い頃[編集済]でサイトを作った事がありました。その頃の事を思い出して、懐かしい気持ちになりました。私もおじさんになりましたね。
新井管理人: そうですか。今まで忘れていた事で、思い出した事はありましたか?
██博士: そうですね、瑠璃さんという方がよく書き込みをしてくださっていたのを思い出しました。お元気にしてらっしゃるだろうか。
新井管理人: 瑠璃さん。ハンドルネームですね。当時博士が使われていたハンドルネームは?
██博士: それ答えないとだめですか?
新井管理人: 当時博士が使われていたハンドルネームは?
██博士: しおんです。[メモに"紫苑"と書く] 紫苑ちゃんと呼ばれていました。
██博士: そういうチャットだったんです。
<録音開始>
新井管理人: インタビューを開始します。
D-68244: どうも。
新井管理人: SCP-XXX-JP-J。に曝露した感想をお聞かせください。
D-68244: なんか古いインターネットみたいですね。
新井管理人: そうですか。大体10年から15年ほど前は何をされていましたか?
D-68244: フリーターでしたね。
新井管理人: 質問を変えましょう。当時買い物によく使われていたお店と、移動手段は?
D-68244: ドン・キホーテと、ワゴンRです。
新井管理人: インタビューを終了します。
<録音開始>
新井管理人: インタビューを開始します。
被験者-XXX-A: あの、なんで私が呼ばれたんでしょう。
新井管理人: SCP-XXX-JP-J。に曝露した感想をお聞かせください。
被験者-XXX-A: [対象は俯く]えっと、そうですね、顔が熱いです。
新井管理人: 顔が熱い、とは?
被験者-XXX-A: 大丈夫です。
新井管理人: 曝露対象に副次的効果が出ている可能性があります。
被験者-XXX-A: いえ、いえ!大丈夫です。
新井管理人: 落ち着いて。ミーム効果が想定以上に強く発露した可能性が
被験者-XXX-A: [遮って] 気にしないでください。てか忘れてください。
新井管理人: そうですか。10年から15年ほど前は何をされていましたか?
被験者-XXX-A: 高校生でした。薙刀を習っていました。
新井管理人: 他には?
被験者-XXX-A: 何もないです。
新井管理人: おかしいですね。ならば、特に影響は出ないはずなんですが。
被験者-XXX-A: 関わってないです。スクリプトがおかしいんじゃないですか?
新井管理人: そうですか。わかりました。
被験者-XXX-A: なんで私が呼ばれたんでしょうね。
新井管理人: 担当の濱中博士に聞いておきましょう。インタビューを終了します。新刊楽しみにしてますよ。
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