COGNITOHAZARDOUS MATERIAL WARNING

[認識災害を遮断]因子への精神同調が必要とされます。

下記の質問に誠実に回答してください。

彼女が何をしたか覚えてる?

当然だ
彼女は僕の
全てだった

[✔] 彼女は今もまだ、あなたを呼んでいるのです。

日記 5


影が僕をここまで導いた。僕の人生が終わった場所に戻って来た。僕の命が救われた場所に帰って来た。僕を連れ戻した影が何者なのかようやく悟った。君だったんだ、そうだろう、ケイティ?

覚えているよ、ケイティ。他に考えられない。本当にすまなかった。

本当にすまなかった

湖の白鳥のような君。



影の中からずっと僕を見ていたんだね?

会いたかったか? 憎んでいるのか? 僕を呼んでいるのかい、呪っているのかい、ケイティ?

どうでもいい事だ。何を求めているかは分かる。

君は僕に戻って来てほしいんだ

戻って来て、自分と一緒にそこに居てほしいんだ。

ああ、聞こえるよケイティ。

聞こえるよ

待っていてくれて有難う

聞こえる

聞こえるとも

僕は腰までの深さの泥に踏み込むだろう









氷のように冷たい水の中を泳いでゆくだろう

もう一度、下へと引き込まれるだろう

でも今回の君は僕を引き上げない





今回の君は僕のために命を捨てない

それで悪夢は終わる




そして僕と君はまた一緒になるんだ





































もちろん僕は狂ってない

























































もちろん僕は君を覚えている



































君に会いたい





















まだ君を愛してる



































僕がかつての僕ではなくなったとしても



君がかつての君ではなくても関係ないんだ













僕は戻って来たよ