VERIFYING PERSONNEL CLEARANCE
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アイテム番号: SCP-3747
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3747は利用可能な電源コンセントのついた低価値オブジェクト標準収容ロッカーに保管されます。SCP-3747には常に電源が供給されます。SCP-3747の画面は常に監視され、映像はファイルサーバー3747-アルファに保存されます。映像は要求する全ての研究員が入手可能です。
説明: SCP-3747は2004年にデル・テクノロジーによって製造されたDell Inspiron PP12Lノートパソコンです。SCP-3747はWindows XP SP2のオペレーティングシステムを起動し、そのハードドライブの内容はいくつかの文書、画像、ゲームを含んでいます。全ての技術的な詳細は文書3747-23で見ることができます。
SCP-3747のデスクトップ上には、”connect.exe”と名付けられた実行ファイルがあります。ファイルを実行すると2行の文章を伴ったコマンドプロンプトのウィンドウが現れます。一行目は常に”CONNECT v1.0”と読めます。2行目はSCP-3747-Aを説明する簡単な現状報告です。これらの”報告”はSCP-3747-Aの銀河系間における位置を含む現在の状態を説明します。既知の報告のリストは文書3747-34で見ることができます。
“connect.exe”はSCP-3747以外の他の機械では実行しません。”connect.exe”のデコンパイルはその接続のいかなる方法も明らかにしていませんが、インターネット上を介さずともSCP-3747へ接続することは可能です。SCP-3747がSCP-3747-Aに接続する手段は、それが異常なものであることが示唆されているものの、不明です。
補遺3747-1: 歴史
SCP-3747はGoI-102(“ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード”)の構成員として知られるデヴィッド・ロールドマンの家から回収されました。デヴィッド・ロールドマンの日記により、彼が財団データベースに接続を試みたが、代わりにSCP-3747-Aに接続したことが発覚しました。この理由は不明です。
アイテム番号: SCP-3747
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3747は利用可能な電源コンセントのついた低価値オブジェクト標準収容ロッカーに保管されます。SCP-3747には常に電源が供給されます。SCP-3747の画面は常に監視され、映像はファイルサーバー3747-アルファに保存されます。2015/02/14以前の映像は要求する全ての研究員が入手可能です。 2015/02/14以降の全ての映像は当直のHCML監督官からの許可がある場合のみ閲覧できます。
説明: SCP-3747は2004年にデル・テクノロジーによって製造されたDell Inspiron PP12Lノートパソコンです。SCP-3747はWindows XP SP2のオペレーティングシステムを起動し、そのハードドライブの内容はいくつかの文書、画像、ゲームを含んでいます。全ての技術的な詳細は文書3747-23で見ることができます。
SCP-3747のデスクトップ上には、”connect.exe”と名付けられた実行ファイルがあります。ファイルを実行すると2行の文章を伴ったコマンドプロンプトのウィンドウが現れます。一行目は常に”CONNECT v1.0”と読めます。2行目はSCP-3747-Aを説明する簡単な現状報告です。これらの”報告”はSCP-3747-Aの銀河系間における位置を含む現在の状態を説明します。既知の報告のリストは文書3747-34で見ることができます。
“connect.exe”はSCP-3747以外の他の機械では実行しません。”connect.exe”のデコンパイルはその接続のいかなる方法も明らかにしていませんが、インターネット上を介さずともSCP-3747へ接続することは可能です。SCP-3747がSCP-3747-Aに接続する手段は、それが異常なものであることが示唆されているものの、不明です。
補遺3747-1: 歴史
SCP-3747はGoI-102(“ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード”)の構成員として知られるデヴィッド・ロールドマンの家から回収されました。デヴィッド・ロールドマンの日記により、彼が財団データベースに接続を試みたが、代わりにSCP-3747-Aに接続したことが発覚しました。この理由は不明です。
補遺3747-2: 文書3747-34
報告:
メモ:
報告: ███.███-██████で静止中
メモ: 使用されているシステムは依然として解析されていないが、番号は座標とみられる。
報告: QRTTVは███.███-██████で見られる
メモ: 示される番号は様々である。
報告: ███.███-██████へ移動する ███.███-██████に存在
メモ: 一つ目の番号の組は前の報告で見られるものと同一である。一方で2つ目の組は絶えず変化する。
報告: 直ちに解決する
メモ: この報告は前の報告の後に毎回、発生する。
報告: 成功、███.███-██████に帰還 ███.███-██████に存在
メモ: この報告は前の報告の後に毎回、発生する。最初の番号の組は”静止している”メッセージのものと同一である。一方で2つ目の組は絶えず変化する。
報告: [データ削除済み]
メモ: この報告は2015/02/14から見られるようになった。これはSCP-3747の接続におけるエラーであるとみられるが、[データ削除済み]であるとする説も存在する。
アイテム番号: SCP-3747
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-3747は利用可能な電源コンセントのついた低価値オブジェクト収容ロッカーに保管されます。SCP-3747には常に電源が供給されます。SCP-3747の画面は常に監視され、映像はファイルサーバー3747-アルファに保存されます。2015/02/14以前の映像は要求する全ての研究員が入手可能です。2015/02/14以降の全ての映像は当直のHCML監督官からの許可がある場合のみ閲覧できます。
SCP-3747-Aはサイト-20のアトモス-フランク望遠鏡を用いて観測されます。SCP-3747によって報告されないSCP-3747-Aによって行われる全ての行動は当直のHCML監督官に報告されます。SCP-3747-Aについての情報が公開された場合、それがいかなる種類の報道であっても前述の公開がデマであるとする虚偽の情報が拡散されます。
説明: SCP-3747は2004年にデル・テクノロジーによって製造されたDell Inspiron PP12Lノートパソコンです。SCP-3747はWindows XP SP2のオペレーティングシステムを起動し、そのハードドライブの内容はいくつかの文書、画像、ゲームを含んでいます。全ての技術的な詳細は文書3747-23で見ることができます。
SCP-3747のデスクトップ上には、”connect.exe”と名付けられた実行ファイルがあります。ファイルを実行すると2行の文章を伴ったコマンドプロンプトのウィンドウが現れます。一行目は常に”CONNECT v1.0”と読めます。2行目はSCP-3747-Aを説明する簡単な現状報告です。これらの”報告”はSCP-3747-Aの銀河系間における位置を含む現在の状態を説明します。既知の報告のリストは文書3747-34で見ることができます。
SCP-3747-Aは、通常"土星の六角形"の近くに位置する、6個のオブジェクトに対する指定です。全てのSCP-3747の実例は同一で、最低で全高1.3km以上の赤い三日月型の機械です。SCP-3747-Aの実例は通常、気圧が██MPaである土星の大気のレベルにあるため、極度の耐久性を持ちます。SCP-3747-Aは超光速での移動が可能であり、星間空間の航行を問題なく行うことができます。SCP-3747-Aは常に直径20km以上の円状の編隊を組んでいます。SCP-3747-Aの実例は未知の機能のために使われる様々な付属物を備え付けています。
SCP-3747-Aは主に2つの段階の周期にしたがって行動します。
補遺3747-1: 歴史
SCP-3747はGoI-102(“ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード”)の構成員として知られるデヴィッド・ロールドマンの家から回収されました。デヴィッド・ロールドマンの日記により、彼が財団データベースに接続を試みたが、代わりにSCP-3747-Aに接続したことが発覚しました。この理由は不明です。
SCP-3747-AはSCP-3747の信号を追跡する試みによって発見されました。SCP-3747-Aに刻印された文字はGoI-100([データ編集済み])のものと合致し、SCP-3747-Aは[データ編集済み]と考えられています。
説明 3747-2: Document 3747-34
報告:
メモ:
報告: ███.███-██████で静止中
メモ: 使用されているシステムは依然として解析されていないが、番号は座標とみられる。 これはSCP-3747-Aの非活性段階に該当する。
報告: QRTTVは███.███-██████で見られる
メモ: 示される番号は様々である。
報告: ███.███-██████へ移動する ███.███-██████に存在
メモ: 一つ目の番号の組は前の報告で見られるものと同一である。一方で2つ目の組は絶えず変化する。 これはSCP-3747-Aの活性段階に該当する。
報告: 直ちに解決する
メモ: この報告は前の報告の後に毎回、発生する。
報告: 成功、███.███-██████に帰還 ███.███-██████に存在
メモ: この報告は前の報告の後に毎回、発生する。最初の番号の組は”静止している”メッセージのものと同一である。一方で2つ目の組は絶えず変化する。 これはSCP-3747-Aの活性段階に該当する。
報告: [データ削除済み]
メモ: この報告は2015/02/14から見られるようになった。これはSCP-3747の接続におけるエラーであるとみられるが、[データ削除済み]であるとする説も存在する。
アイテム番号: SCP-3747
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-3747は利用可能な電源コンセントのついた低価値オブジェクト収容ロッカーに保管されます。SCP-3747には常に電源が供給されます。SCP-3747の画面は常に監視され、映像はファイルサーバー3747-アルファに保存されます。2015/02/14以前の映像は要求する全ての研究員が入手可能です。2015/02/14以降の全ての映像は当直のHCML監督官からの許可がある場合のみ閲覧できます。
SCP-3747-Aはサイト-20のアトモス-フランク望遠鏡を用いて観測されます。SCP-3747によって報告されないSCP-3747-Aによって行われる全ての行動は当直のHCML監督官に報告されます。SCP-3747-Aについての情報が公開された場合、それがいかなる種類の報道であっても前述の公開がデマであるとする虚偽の情報が拡散されます。
SCP-3747-Bの実例はSCP-3747-Aによって収容され、それら自身に物理的な収容は必要ありません。SCP-3747-B実例は望遠鏡の物理的範囲外のため、偽情報プロトコルは必要ありません。民間人はSCP-3747-Bの本質について知ることを許可されますが、SCP-3747-B実例を発見することは許可されるべきではありません。
説明: SCP-3747は2004年にデル・テクノロジーによって製造されたDell Inspiron PP12Lノートパソコンです。SCP-3747はWindows XP SP2のオペレーティングシステムを起動し、そのハードドライブの内容はいくつかの文書、画像、ゲームを含んでいます。全ての技術的な詳細は文書3747-23で見ることができます。
SCP-3747のデスクトップ上には、”connect.exe”と名付けられた実行ファイルがあります。ファイルを実行すると2行の文章を伴ったコマンドプロンプトのウィンドウが現れます。一行目は常に”CONNECT v1.0”と読めます。2行目はSCP-3747-Aを説明する簡単な現状報告です。これらの”報告”はSCP-3747-Aの銀河系間における位置を含む現在の状態を説明します。既知の報告のリストは文書3747-34で見ることができます。
SCP-3747-Aは、通常"土星の六角形"の近くに位置する、6個のオブジェクトに対する指定です。全てのSCP-3747の実例は同一で、最低で全高1.3km以上の赤い三日月型の機械です。SCP-3747-Aの実例は通常、気圧が██MPaである土星の大気のレベルにあるため、極度の耐久性を持ちます。SCP-3747-Aは超光速での移動が可能であり、星間空間の航行を問題なく行うことができます。SCP-3747-Aは常に直径20km以上の円状の編隊を組んでいます。SCP-3747-Aの実例はSCP-3747-Bの無力化のために使われる様々な付属物を備え付けています。
SCP-3747-Aは主に3つの段階の周期にしたがって行動します。
SCP-3747-Bは深宇宙で反復的に発生する現象に付与される指定です。SCP-3747-Bは不明なパターンで発生します。SCP-3747-Bは光速で拡大する黒い球体のように見えます。これはSCP-3747-Bが光を変換する手段によるものです。SCP-3747-AはSCP-3747-Bの無力化手段として作成されたとみられています。
SCP-3747-Bの主要な脅威は物質への干渉です。既知の物理法則はSCP-3747-Bの内部には存在しません。SCP-3747-Bの内部の性質は不明ですが、(補遺3747-3を参照)と推測されました。SCP-3747-Bは光速で拡張するため、通常の物体がSCP-3747-Bから逃れることは不可能です。
SCP-3747-BとSCP-2821は関連する異常性であると理論づけられています。
説明 3747-1: 歴史
SCP-3747はGoI-102(“ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード”)の構成員として知られるデヴィッド・ロールドマンの家から回収されました。デヴィッド・ロールドマンの日記により、彼が財団データベースに接続を試みたが、代わりにSCP-3747-Aに接続したことが発覚しました。この理由は不明です。
SCP-3747-AはSCP-3747の信号を追跡する試みによって発見されました。SCP-3747-Aに刻印された文字はGoI-100("夏王朝の異常文化集団" )のものと合致し、SCP-3747-Aは彼らのSCP-3747-Bの発見によって建造されたと思われます。SCP-1726とSCP-2481-3から手に入れた情報を使い、GoI-100がSCP-3747-Bを 神の顕現であると誤認し、それらの無力化のためにSCP-3747-Aを創造したのだと考えられています。
説明 3747-2:文書3747-34
報告:
メモ:
報告: ███.███-██████で静止中
メモ: 使用されているシステムは依然として解析されていないが、番号は座標とみられる。これはSCP-3747-Aの非活性段階に該当する。
報告: QRTTVは███.███-██████で見られる
メモ: 示される番号は様々である。
報告: ███.███-██████へ移動する ███.███-██████に存在
メモ: 一つ目の番号の組は前の報告で見られるものと同一である。一方で二つ目の組は絶えず変化する。これはSCP-3747-Aの活性段階に該当する。
報告: 直ちに解決する
メモ: この報告は前の報告の後に毎回、発生する。これはSCP-3747-Aの無力化段階と一致する。
報告: 成功、███.███-██████に帰還 ███.███-██████に存在
メモ: この報告は前の報告の後に毎回、発生する。最初の番号の組は”静止している”メッセージのものと同一である。一方で二つ目の組は絶えず変化する。この報告の終了後に、SCP-3747-Aは土星の六角形へと戻りました。
報告: 交信遮断 潜在的に致命的なエラー
メモ: この報告は2015/02/14から示された。これはSCP-3747の接続におけるエラーであるとみられるが、[データ削除済み]であると想定されている。
補遺3747-3: SCP-3747-Bについての分析
SCP-3747-Bとして指定されるアノマリーを理解するために、あなたは標準模型を理解しなければなりません。理解すべきカテゴリは4つあります。1つ目は陽子と中性子を構成するクォークです。2つ目は私たちが原子を作るために使う電子を含むレプトンです。3つ目は原子を動かし、止めて、また動かさせる駆動力であるボソンです。4つ目、そして議論の余地のあるもっとも重要なものはヒッグス粒子であり、これだけでカテゴリ1つを占めます。ヒッグス粒子、もしくはより明確には、ヒッグス場は物質に質量を与えるものです。質量は多かれ少なかれ、私たちの宇宙を構成する反応の結果であると判断されているため、物理の分野では重要です。
全ての粒子はエネルギーを持っていない時、自然に真空状態に向かって前進します。この状態における粒子は「"真の真空"にある」と言います。しかしながら、ヒッグス場ではこの法則に従いません。私たちの量子力学の理解によると、ヒッグス場は「準安定」、すなわち停滞状態にあるものの、まだ基底状態には達していない状態にある可能性があります。この”停滞状態”は”偽の真空”として知られています。偽の真空をコートフックとして、真の真空を床として、ヒッグス粒子をコートとして想像してください。コートをコートフックにかける、静止にありますね。しかしながら、わずかでも勢いがつけばコートは床へ落ちます。
では、ヒッグス粒子が準安定状態をぱっと止めて真の真空状態に向けて遷移し始める場合を話しましょう第一に、この状態のヒッグス粒子は多くの量のポテンシャルエネルギーを持っていると考えられるため、等しい量のエネルギーはこの過程から放たれます。これは他のヒッグス粒子が準安定状態から脱出することを引き起こし、それ故にヒッグス場全体での連鎖反応を引き起こすでしょう。第二に、これら全てのヒッグス粒子が真の真空状態へと落ち込んだ結果は"質量"の定義そのものと、それに伴い物理法則の全体を変えるでしょう。この反応から放出される莫大なエネルギーはそれと接触した全てのものを破壊する可能性が高いと思われます。粒子は残るもののそれらは完全に異なった形で振る舞い、私たちの見知った生活を保つことはできなくなる可能性が高いといえます。
実際に、このいわゆるコートハンガーからヒッグス粒子を叩くいくつかの方法があります。一番ありふれたものはトンネル効果を通したものですが、いくつかのアノマリーもまたこの反応を発生させることができました。では、どうして私たちは拡張する死の球を未だに見ていないのでしょうか?それは私たちがSCP-3747-Aとして分類するアノマリーが原因です。私たちは実際のところ、SCP-3747-Aがどのようにしてこの反応を止めているかわかりませんが、それが手動でヒッグス場を偽の真空に異常な手段によって戻しているというのが、もっともらしい仮説です。
結論として、私たちがSCP-3747-Bと呼ぶアノマリーはヒッグス場の崩壊の始まりという連鎖反応の結果である、という提言を提出します。
- グラハム上級研究員
アイテム番号: SCP-3747
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-3747と関連する全ての異常現象は活動を停止しました。SCP-3747の現在の状態、及びインシデント3747-ガンマはレベル5職員限定の機密扱いとします。SCP-3747-Bが活動を再開した場合、研究はSCP-3747-Bの無力化に向けられます。偽情報対策はSCP-3747-Aに対して行われます。
SCP-3747-Aはサイト-20のアトモス-フランク望遠鏡を用いて観測されます。SCP-3747によって報告されないSCP-3747-Aによって行われる全ての行動は当直のHCML監督官に報告されます。SCP-3747-Aについての情報が公開された場合、それがいかなる種類の報道であっても前述の公開がデマであるとする虚偽の情報が拡散されます。
可能であれば、PA-4851は終了されます。
説明:
SCP-3747は2004年にデル・テクノロジーによって製造されたDell Inspiron PP12Lノートパソコンです。SCP-3747はWindows XP SP2のオペレーティングシステムを起動し、そのハードドライブの内容はいくつかの文書、画像、ゲームを含んでいます。全ての技術的な詳細は文書3747-23で見ることができます。
SCP-3747のデスクトップ上には、”connect.exe”と名付けられた実行ファイルがあります。ファイルを実行すると二行の文章を伴ったコマンドプロンプトのウィンドウが現れます。一行目は常に”CONNECT v1.0”と読めます。二行目はSCP-3747-Aを説明する簡単な現状報告です。これらの”報告”はSCP-3747-Aの銀河系間における位置を含む現在の状態を説明します。既知の報告のリストは文書3747-34で見ることができます。
SCP-3747-Aは、通常"土星の六角形"の近くに位置する、6個のオブジェクトに対する指定です。全てのSCP-3747の実例は同一で、最低で全高1.3km以上の赤い三日月型の機械です。SCP-3747-Aの実例は通常、気圧が██MPaである土星の大気のレベルにあるため、極度の耐久性を持ちます。SCP-3747-Aは超光速での移動が可能であり、星間空間の航行を問題なく行うことができます。SCP-3747-Aは常に直径20km以上の円状の編隊を組んでいます。SCP-3747-Aの実例はSCP-3747-Bの無力化のために使われる様々な付属物を備え付けています。
SCP-3747-Aは主に3つの段階の周期にしたがって行動します。
SCP-3747-Bは深宇宙で反復的に発生する現象に付与される指定です。SCP-3747-Bは不明なパターンで発生します。SCP-3747-Bは光速に加速する黒い球体のように見えます。これはSCP-3747-Bが光を変換する手段によるものです。SCP-3747-AはSCP-3747-Bの無力化手段として作成されたとみられています。.
SCP-3747-Bの主要な脅威は物質への干渉です。既知の物理法則はSCP-3747-Bの内部には存在しません。SCP-3747-Bの内部の性質は不明ですが、(補遺3747-3を参照)と推測されました。SCP-3747-Bは光速で拡張するため、通常の物体がSCP-3747-Bから逃れることは不可能です。
補遺3747-1:事案3747-ガンマ
付記: 2014/02/14にSCP-3747は突然、機能を停止しました。SCP-3747の手動での再起動の間、不明なビデオチャットクライアントが開きました。映像はグラハム上級研究員のように見える人物を写しており、対象はグラハム上級研究員との会話を要求しました。読みやすさのために、この宇宙でのグラハム上級研究員をグラハム1とし、SCP-3747から会話を行う方をグラハム2として記述します。
[記録開始]
グラハム1: 誰だ?
グラハム2: あんただよ。財団上級研究員ハロルド・ジョン・グラハム、クリアランスレベル4。SCP-3747、SCP-2821、そして、SCP-094のようなアノマリーに対処する理論物理学部門に所属。
グラハム1: どうすればあんたが人間そっくりの化け物か、俺を模倣するシェープシフターじゃないってわかるんだ?
グラハム2: あんたの妻の名前はアナベル・フランクリン・グラハムで、婚前の名前はスミスだ。ハロルド・ジョン・ジュニアって名前の一人息子がいる。
グラハム1: データベースへの一般アクセス権を持つ者なら誰でも知ってるだろうよ。ああ、財団の外での俺を十分に知っている者なら誰でも知ってるだろうよ。
グラハム2: よし。あんたが12歳だった時、あんたは親友、ピーター・ファーリーとスーパーファミコンで遊んでいた。あんたらはマリオカートで遊んでいて、あんたがリードしてた。あんたはそのゲームで自分が勝つことに20ドルを賭けて、ピーターも同じように自分に賭けた。あんたは優勢だった。突然、ピーターは自分のソーダをゲーム機に零してそれを壊した。あんたはどうにかそれを直して、それがあんたを科学技術の趣味へと導いて、ついには理論物理学を職にした。この出来事があったからあんたは財団の職について、そのおかげであんたは俺と話して、俺はあんたと話してるって訳だ。
12秒間の沈黙
グラハム2: 聞いてくれ。俺には時間がないんだ。あんたに引き継いでもらいたいことがある。
グラハム1: 俺はまだあんたが読心術者の類だと思っているが、いいさ。
グラハム2:もしこいつが正常に動作してるなら、これはSCP-3747を通して配信している。あんたにこれを破壊してほしい。あんたが使えるものならなんでも構わないからそれで打つだけだ。
グラハム1: なんだって?どうしてだ?俺は罰せられることになるだろうな。そして、俺はまだあんたが本当に俺だって信用してはない。
グラハム2: オーケー。そっちのヒッグス場についての理解は間違ってる。そう、真の真空への崩壊は起こり得るが、不規則には起こらないだろう。もしそうであれば、あんたが歩けば半ダースを生み出すだろう。そいつの背後にはいくつかの力が必要あるんだ。見ろ、これはおそらくイカれて聞こえるだろうが、SCP-3747-Bとして知られる現象はSCP-3747に原因がある。
グラハム1: そいつは信じられないな。
グラハム2: いいか、じゃあ言おう、昔々、あるオブジェクトがあった。俺たちはまだそれが何か、どこから来たかを知らない。だが、そいつは邪悪で宇宙を食べるためにSCP-3747-Bを生み出す。だが、夏はこれを見て対抗手段としてSCP-3747-Aを生み出す。SCP-3747-Aは動き回り初めて、そのオブジェクトは狂って、王朝に正面で戦おうとする。だけど、彼らはそれを予期していて、オブジェクトは罠に嵌った。そいつは十分に収容される。何もかも順調だ。
グラハム2: 現代に早送りしよう。オブジェクトはどうにか脱出して財団のデータバンクにこっそりと入り込む。方法は知らん。あんたらのデータベースみたいなものに解析を仕掛けるのは難しいし、ましてそれが他の宇宙にあるってんだからなおさらだ。俺は個人的に誰かが実体をサーバーに近づけさせ過ぎんだと思ってる。でも今のところ、オブジェクトは水も漏らさぬ強力なセキュリティの層を持ってる財団のサーバーに捕らえられてる。結局は何もできない。
グラハム2: ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードに移ろう。やつらの一人はたぶんそこにミームを貼り付けるために、データベースの中へ侵入しようとした。そうして、そいつは侵入して、SCP-3747-Bの生成を再開した。だがSCP-3747-Aはまだ動く。だから、オブジェクトはそいつらを破壊するためにハッキングをしようとする。しかし、SCP財団は押し入って、野郎を捕まえて、コンピューターをロッカーに置くんだ。
グラハム1: それで、いったいどうしてこれを俺に話してるんだ?
グラハム2: SCP-3747-Bは俺たちによく作用するんだ。ほら、俺たちの宇宙はだいぶ異なってる。俺たちは偽の真空というよりかは、真の真空に存在してる。SCP-3747-Bがあんたの宇宙で発生するときはいつでも、同じSCP-3747-Bが俺たちの宇宙に現れている。そいつは真の真空の拡大し続ける泡の代わりに、偽の真空の拡大し続ける泡だと予測している。落とし穴は俺たちはSCP-3747-Aを持っていたが、それはインシデント████1-アルファで破壊されたってことだ。SCP-3747-B-K、そいつが太陽系を飲み込むほど拡大するまでおおよそあと30年だ。そういうわけで俺は心配してるんだ。俺たちの宇宙全てが崖っぷちにある。
5秒間の沈黙
グラハム1: まだ信用できないよ。どうすればSCP-3747は地球の核のど真ん中にSCP-3747-Bが現れたりするような状況を防いでいるわけじゃないってわかるんだ?どうすればあんたが俺に嘘を吐いていないとわかる?
グラハム2: じゃあ、わかった。少し前に、あんたらはおたまじゃくし銀河に位置するSCP-3747-Bの中に無線を配信した。俺たちはその通信を受け取ったんだ。ちょっと待ってくれ。
グラハム2は画面の左へ去り、それから音声記録機器を持って戻る。これ以降、”機器”として言及する。機器は備え付けの音声スピーカー、3つのボタン、機器の頂点の近くに財団のロゴがある携帯用プラスチックケースである。グラハム2が上のボタンをおして、以下の音声が再生される。
機器: 私の名前はヘンリー・ラディガン博士です。異常な活動や超常的脅威の収容に尽力する組織であるSCP財団の代表として話しています。我々はこのメッセージが人類種の下に到達していることを願っています。届いているのであれば、また別の通信を用いてこちらに連絡をいただけると幸いです。お忙しいところありがとうございました。
機器はスペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ロシア語、ラテン語、中国語、ポーランド語でメッセージを繰り返し再生する。このメッセージは、2014/11/18にSCP-3747-Bに人類種が生息しているかを確認するための試みで送信された文書ベータ-タンゴ-17と合致する。
35秒間の沈黙
グラハム1: 黒き月は吠えているか?
グラハム2: 虚無を起こすのみ。
グラハム1: それが聞きたかっただけさ。
グラハム1は近くの修理用レンチをSCP-3747のキーボードに打ちつける。警備職員がグラハムを収容室の外へ連行するまえに、彼はSCP-3747のハードドライブとセントラルプロセッサに重大なダメージを与える。
[記録終了]
終了報告: グラハム上級研究員のレベル4クリアランスはこのインシデントによる懲戒処分として剥奪されました。さらなる情報は補遺3747-2を参照ください。
補遺: インシデント3747-ガンマの分析はグラハム上級研究員がSCP-3747を破壊している最中に、霊的人型実体が2フレームの間に視認できることを明らかにしました。1つ目のフレームでは、実体は跪く姿勢を取っており、もう一方の足はSCP-3747に突き刺さっています。2つ目のフレームでは、実体は腹ばいになってSCP-3747の右の方で床に寝転んでいます。この実体は潜在的アノマリー4851(PA-4851)として分類されました。
補遺3747-2:
SCP-3747は修理され、データはインシデント3747-ガンマ以前のものに復旧されました。しかしながら、connect.exeを読み込むに当たって、SCP-3747は現在、”通信は中止されました 潜在的に致命的なエラー”とだけ表示しています。インシデント3747-ガンマ以降、SCP-3747-Bの活動は報告されておらず、SCP-3747-Aは土星の六角形で静止状態を保っています。SCP-3747はEuclidに再分類されました。